恐山と大間のマグロぶらり旅 (2022/09/13-2022/09/20)

2020年10月に車を新調して車中泊仕様(サブバッテリー、冷蔵庫およびポータブルトイレを設置)にしてそのまま2年が過ぎた。

現在のサブバッテリーをシガーソケットから充電するのに非常に時間がかかるので、2022年8月にEcoFlowのDELTA2に交換した。
これを機会に旅に出る決意をしたが、8月下旬東北地方の雨が止まず中々出発することができなかった。
9月に入り徐々に雨の日も少なくなり(千葉方面では猛暑だったが)、またコロナの第7期の新規感染者数もそれほど増えていなかったので意を決して9月13日旅に出た。ターゲットは恐山と大間のまぐろ。恐山を目指し途中道草 しながら、帰る日を決めないまま出発した。旅行中、台風14号の日本上陸が頻繁にニュースで放映されていて9/19ぐらいから天候が崩れてきたが、我々が車外で行動するときには、不思議なもので雨は止んでくれた。快適な旅であった。

 

ルート

ルートは、常磐高速で北へ、東電原子力発電所手前で高速を降りる。街の放射能汚染視察のため国道6号を北上、原子力発電所近傍を抜けて再度、常磐高速を仙台まで北上する。
仙台市からは三陸湾岸道路と国道45号を利用し三陸海岸を見学しつつ八戸へ。(現在三陸沿岸道路は無料となっているので仙台市から八戸までは高速料を払わなくて行けた)

八戸からは、国道338号で北上し下北半島の最北端、むつ市まで道草しながら走行。
次の早朝、むつ市から0700ごろ恐山へ到着。恐山を見学の後、大間へ行きマグロを食べ、むつ市へ帰ってくる。(下北半島の道路は2022年8月の大雨の影響でいたるところ通行止めあるいは工事中で一方通行のところが多くあった、走行時は要注意)

 

目的地の恐山に行ったのでむつ市から直接、自宅へ帰ろう思っていたが、道路標識の行先に龍飛岬が見えたので急遽行先を龍飛岬へ変更。龍飛岬を出ると八甲田山ー十和田湖ー八幡平-盛岡を経由し、また三陸沿岸道路へ戻り、陸前高田で奇跡の1本松を見学し帰路へ。走行距離は2505㎞であった。

宿泊

基本的に宿泊は車の中、そのための装備は万全(?)に計画したつもり。

水、お茶、トマトジュースはそれぞれ1箱ずつ、食材はスーパーマーケットで新鮮なものを調達、料理はIHと電子レンジがあればなんとかなる。

9/13 宮城県登米市 道の駅三滝堂
9/14 岩手県宮古市 道の駅みなおオアシスみやこ
9/15 岩手県九戸郡 道の駅おおの
9/16 ,17 青森県上北郡 道の駅よこはま
9/18 青森県青森市 道の駅なみおかアップルヒル
9/19 岩手県八幡平市 道の駅にしね

ギャラリー

南三陸

宮城県の戸倉海岸および北方に位置する南三陸さんさん商店街です。
戸倉海岸同様の堤防が三陸海岸全てに建造されていた。昔の砂浜は消えていた。
さんさん商店街での商店は、各商店が同じ屋根の下に集まって商いをしていた。未だ復興が完全に完了した段階ではなかったので被災地で商いをしていた方々がここで頑張っておらるのかな。寿司がおいしそうだったが到着した時間が早すぎたので食することができなかった。 残念😒

何故か、さんさん商店街にモヤイ像が!!

 

浄土ヶ浜海岸

浄土ヶ浜海岸は岩手県宮古市に位置している。詳しい説明はこちらを参照ください。

この海岸には前日の夜に到着し、あたりは漆黒の闇で車のヘッドライトを頼りに走っているといきなり、浄土ヶ浜の立て札が出てきてバックにはうっすらと山が連なっており天国に着いたかとびっくりしたものでした。怖くなり慌てて引き返していきました。

近くの道の駅に駐車し、朝0600に浄土ヶ浜の駐車場に到着。それでも既に2-3台の車が先着していた。

 

海岸での波の音を収録

北山崎およびその周辺

 下閉伊郡田野村畑村にきれいな北山埼の海岸があったので一服した。近辺には震災の復興後の松前沢および明戸海岸の津波に被災した防潮堤が震災遺構として展示してあった。

種差海岸

三陸海岸が終わり更に海岸道路を北へ進むtと八戸市への途中に種差海岸が広がる。

種差海岸 八戸市鮫町

霊場恐山

むつ市から恐山まで1時間かからない距離にあり、当日は朝0700ごろに到着した。
恐山は二度の火山噴火でできたらしい。
この日は、何故か太陽の日照りが強く気温20度ぐらいにもかかわらず暑かった。
境内を歩いていると火山であることが実感できる。いたる所から硫黄を含む熱気が噴出しており、極楽浜では硫黄が沈殿しているところを見ることができる。池の中でも泡がぶくぶくと出ており、噴火したら大変なことになるなぁと思いながら歩いていた。

総門をくぐった直ぐの地点から境内を撮影

大間にて

大間に来たのだからマグロをと思い、マグロ定食を頼んだ。食べた。おいしかった。
だけど千葉のスーパーに売っているマグロの刺身と変わらなかった! マグロはもともと味はないので歯ざわりだけの問題かなぁ?味には疎い。高いだけだった。マグロの写真は撮り忘れていた。
結構混んでいてコロナが気になって恐恐と食べた。

仏ヶ浦(ほとけがうら)

下北郡佐井村-長後の仏ヶ浦へ、偶々通りすがりで駐車場に入ったら結構きれいな巨大な奇岩を見ることができた。後で知ったのですが国の名勝と天然記念物に指定されており、青森を代表する観光スポットとのこと。

龍飛岬と青函トンネルの出入口

津軽半島の北端まで来てしまいました。ここは龍飛岬。あの石川さゆりさんの歌に出てくる津軽海峡。
訪れたときは非常に穏やかで歌の情景とは全く異なるものでした。凍えそうなカモメを見ることはできませんでした。カモメと裏腹に、真冬の寒いときに津軽海峡を渡って北へ帰る人々の心の中には家に帰る思いでいっぱいだったことでしょう。

青函トンネルの青森側の入り口。ここから新幹線(はやぶさ28号)が出てくるまで約15分ほど待ちました。新幹線は、1時間から2時間間隔で通過するのでラッキーでした。

ほかには、上北郡横浜町の道の駅で撮影した朝焼け、写真の配置バランスが悪かったのでおまけ。
石川さゆりさんの津軽海峡冬景色の歌謡碑。赤いボタンを押すと大きな声で歌いだします。
難聴の私でさえうるさかった。
さらに、面白いものとしては、車の通らない階段国道339号がありました。

地獄沼

八甲田山から酸が湯温泉をすぎてすぐのところで、国道103号のわきに湯気を伴っていました。

十和田市 奥瀬

秋には真っ赤に染まる奥入瀬。緑の奥入瀬も心和む雰囲気でした。

八幡平市-松尾寄木 源太岩展望台

八幡平の高原を走行中に見つけた木が、強い風を受けながら必死に耐えて立っていました。

源太
源太岩展望台

陸前高田 奇跡の1本松

津波の被災が比較的大きかった陸前高田、今ではきれいな公園緑地に変わっていました。
あの有名な奇跡の一本松は枯れてしまいましたが、レプリカが被災遺構として残っておりました。建物は被災する前に建材であったユースホステルが被害を受けた状態のまま存在しておりました。

最後に

今回の旅の目的である恐山および大間のマグロの旅は無事に終わることができました。

旅って本当に楽しいもんですね!それではまた。

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