1. Synology NAS 側の設定

共有フォルダ名: SCANDATA
DSMにて、以下の手順で設定を行いました。
– DSMにログイン後、「コントロールパネル」 > 「共有フォルダ」から「SCANDATA」フォルダを作成。
– ユーザー「Kaname N…」に「読み取り/書き込み」権限を付与。
– DSMのローカルIPアドレス（例: 192.168.xxx.13）を確認。

2. Canon MF632 側の設定

Canonの操作パネルまたはリモートUIにて以下を設定：
– 送信宛先設定：SMB送信を選択。
– ホスト名/IPアドレス：NASのローカルIP（例：192.168.xxx.13）
– 共有フォルダ名：SCANDATA（大文字小文字を正確に）
– ファイルパス：空欄でも可（サブフォルダが不要な場合）
– ユーザー名：Kaname N…（NASのログインユーザー）
– パスワード：DSMログインと同じ
– SMBバージョン：明示的にSMB1または互換性モード（可能な場合）

3. 動作確認とトラブル対策

動作確認方法：
– Windowsエクスプローラーから「\\192.168.xxx.13\SCANDATA」にアクセスし、スキャンデータが保存されていることを確認。

トラブル時の確認ポイント：
– DSMの「ログセンター」で「ファイルサービス」カテゴリのログを確認。
– 認証失敗、アクセス拒否などのログを確認することで原因を特定可能。
– Canon機側ではパスワード未入力などで転送エラーになることがある。